2021年5月17日
成人式の定番といえば、赤の古典的花柄
私が成人式の前撮りを撮ったのは、ちょうど10年前です。
私はその当時、母親と仲が悪く、成人式の着物を選ぶのも、母親がうるさかったので、イライラしながら嫌々着物屋さんに行きました。
正直、態度が悪い私を見かねた店員さんが、とてもいい着物を持ってきてくださって、「この着物、まだ糸を通してないの。この着物を着るのはあなたが初めてになるんだけど、どうかしら?」と勧めてくださったのです。
どうして、そこまで良いものを勧めてくれたのかは未だにわからないままです。
ですが、そんな貴重で素敵な経験をさせてくださった着物屋さんには感謝しています。
なかなか自分が一番最初に着る着物ってこのご時世ないと思うのです。
ちなみに、ヘアメイクさんは、着物をメインにしたいからなのか、かなり薄化粧にしてくれました。
ヘアメイクさんは私が垢抜けているようには思わなかったのかもしれませんが、薄化粧にされるとちょっとショックを受けるかもしれません。
なので、ここはもっとこうしてほしいなどは思い切って言ったほうがいいと思います。
つけまつげをつけたいのであれば、化粧をする前に確認したほうがいいです。
前撮りでは、小道具も使って撮りました。
私は終始、不機嫌だったので、スタジオスタッフさんには「子どもかよ」と言われたことは今でも忘れられません。
素敵な前撮りになるかどうかはご自身の機嫌にかかっています。
一生に一度なので、どうせならスタッフさんの力も借りて素敵な笑顔で撮りたいですね。